ステンレス鋼溶接技能者

技術・技能関連

ステンレス鋼溶接技能者

さまざまなステンレスの溶接技術を認定する試験

資格の内容	ステンレス鋼溶接技能者とは、クロム系やクロムニッケル系、マルテンサイト系等のステンレス類を溶接する技量を判定する検定試験。資格は、被覆アーク溶接とティグ溶接、ガスシールド溶接の３種類があり、それぞれに基本級と専門級が設定されており、学科試験と実技試験が行われる。
仕事の内容	製缶・装飾金物などステンレス加工業
合格率	８９％
受験資格	＜基本級＞１ヶ月以上溶接技術を習得した１５歳以上の者。＜専門級＞３ヶ月以上溶接技術を習得した１５歳以上の者。
試験内容	【学科試験】 ①ステンレス鋼の一般知識 ②ステンレス鋼と溶接材料 ③溶接機の構造と操作 ④溶接施工 ⑤溶接部の試験と検査 ⑥溶接作業での安全衛生【実技試験】下記の外観・表曲げ・裏曲げ試験。＜被覆アーク溶接＞ ①基本級下向きの炭素鋼板/薄板・中板・厚板の突合せ溶接 ②専門級下・立・横・上向きのステンレス鋼板/中板・中肉管の突合せ溶接＜ティグ溶接＞ ①基本級下向きのステンレス鋼板/薄板の突合せ溶接 ②専門級立・横・上・水平・鉛直固定のステンレス鋼板/薄板及び薄肉管の突合せ溶接＜ガスシールドアーク溶接＞ ①基本級下向きのステンレス鋼板/中板の突合せ溶接 ②専門級立・横向きのステンレス鋼板中板の突合せ溶接
受験日	毎月
受験場所	全国主要都市
受験料	要問い合わせ
問合せ先	（社）日本溶接協会
ＴＥＬ	03-3257-1525
ＨＰ	http://www.jwes.or.jp/